当院の診療方針
当院ではペットにとって最良の治療をすることはもちろん、飼い主様へのインフォームド・コンセント(治療の説明と同意)を行っております。
さらに、ペットと飼い主様の立場から可能な限りの治療の選択肢を提示し、最も適した治療法を選択していただけるように努めております。
また、当院はセミナー等へ積極的に参加し、最新・最良の治療を提供できるよう精進しております。
些細なことでも気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
診療対象動物
診療対象は犬、猫のみです。
診察料
2200円
1320円
1100円
※価格は税抜き価格です。
※その他はお問合せください。
一般診療
総合診療(⼀般内科、外科、⽪膚科、⻭科、眼科、循環器科など)を基本とした質の⾼い医療を提供しています。
ホームドクターとしての在り⽅を基本理念とし、総合的な診療を⾏っています。
各種検査
血液一般検査、血液生化学検査、ホルモン検査、アレルギー検査、レントゲン検査、心電図検査、 超音波検査、眼科検査、皮膚科検査、細胞診、病理組織検査、尿検査、糞便検査の各種検査を行っています。
健康診断
言葉で訴えることができないワンちゃんやネコちゃんは、体の不調がある場合は飼い主様が様子の変化に気づくことが大切です。
病気の早期発見をするためにも、定期的な検査をおすすめしております。
当院では全国基準の「Team HOPE健康診断」を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。詳しくはこちらから
※6歳以上の愛犬、愛猫は特に年に一回程度の検査をお勧めしています。
各種外科手術
ペットにとってより安全な麻酔、より痛みの少ない手術を心掛けております。
人工呼吸器付き全身麻酔器システム、各種生体モニター、電気メスなどを使用した、ペットにとってより安全で、より痛みの少ない手術を心掛けております。
一般外科を始め、内臓外科、神経外科、腫瘍外科、消化器外科等、各種の領域の外科手術に対応しています。
※通常、午前中にお預かりして(絶飲絶食)、同意書の記入をお願いしています。
※※特殊な手術や処置が必要な病気については、二次診療施設として「日本大学動物病院 ANMEC」をご紹介いたします。
マイクロチップ
当院ではマイクロチップを取り扱っております。
このチップは、皮下に注射するペットの身元証明のようなもので、迷子になったワンちゃん・ネコちゃんが盗難、自然災害、交通事故などで飼い主様と離ればなれになっても、その動物の身元が確認できるシステムです。これによって、飼い主様のもとへと無事に帰れる可能性が高くなります。
また、2022年6月より施行される「改正動物愛護法」により、新たに飼育されるワンちゃん・ネコちゃんに対して装着が義務となります。既に飼育されている飼い主様も装着が努力義務となります。
装着をご希望される方や、ご検討中の方は当院へご相談ください。
※マイクロチップに関しては環境省のこちらのページからも確認できます。
予防診療
狂犬病予防接種、混合ワクチン、ワクチン抗体検査、フィラリア症予防、ノミ・マダニ予防、避妊・去勢手術、歯石除去(スケーリング)など予防から治療まで幅広く対応し、ワンちゃん・ネコちゃんが健康で過ごせますように、しっかりと予防を心がけましょう。
狂犬病予防接種
予防期間 年1回
狂犬病は、狂犬病ウイルスを持つ犬に噛まれることで、人にも感染する病気です。
「狂犬病予防法」という国の定めた法律によって、年に1回ワンちゃんに予防接種を行うことが法律で「義務」付けられています。
当院では、狂犬病ワクチンは1年中ご用意がございますので、詳しくはお問い合わせください。
混合ワクチン
予防期間 年1回
成犬・成猫は1年に1回必要に応じて、追加接種が望ましいと言われています。
ワクチン注射は、ウイルスや細菌から身体を守る抗体を作ります。
狂犬病ワクチンと違い、任意のワクチンです。死亡率の高い病気や後遺症の残る病気があります。初年度はワクチン接種の時期や種類によって回数が異なります。
※当院はWSAVA(世界小動物獣医師会)のワクチネーションガイドラインに基づいてワクチン接種を行っております。詳しくはこちらから
犬用ワクチン抗体検査
犬用ワクチン抗体検査は、ワンちゃんにおいて死亡率の高い病気や後遺症の残る病気を引き起すアデノウイルス、パルボウイルス、ジステンパーウイルスに対する抗体の量が充分か検査します。抗体の量が充分であれば、無駄なワクチン接種を避けることができます。
検査後に発行する証明書は、ドッグランやペットホテルなどで提示を求められた際に有効となります。有効性の説明が必要な場合は、当院からその施設へ連絡をして対応させて頂きますので、ご安心ください。
わずかな血液で検査可能ですので、健康診断やトリミングなどと併せて実施することを推奨しております。
※当院はWSAVA(世界小動物獣医師会)のワクチネーションガイドラインに基づいて抗体検査を行っております。詳しくはこちらから
猫用コロナウイルス抗体検査
猫コロナウイルスの中には、ネコちゃんにおいて発症すると致死率の高い猫伝染性腹膜炎(FIP)を引き起す猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)があります。このウイルスは猫腸コロナウイルス(FCoV)の変異により発生します。(FCoVはヒトのCOVID-19とは違います。)
当院では、院内でFCoVの抗体を検査しております。(FIPの確定診断ではありません)
わずかな血液で検査可能ですので、FIPが疑われる場合、多頭飼育の場合、新しいネコちゃんを迎える場合、健康チェックの際などに実施することを推奨します。
また、当院ではFIPの予防の一環として、5-ALAというアミノ酸の摂取を推奨しております。
※5-ALAの効果に関する詳しい説明に関してはこちらから
フィラリア症予防
予防期間 4月~12月
フィラリア症とは、蚊によって血液に感染する寄生虫が心臓や肺動脈に寄生する危険な病気です。フィラリアが心臓に寄生してしまうと、命を落としてしまうこともあります。
予防には飲み薬、おやつタイプ、スポットタイプ(滴下型)、注射タイプがございます。
犬や猫、予防薬によって料金は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
フィラリア症は予防すれば防ぐことができます。
ワンちゃん・ネコちゃんが健康で過ごせますように、しっかりと予防を心がけてください。
ノミ・マダニ予防
予防期間 通年
ノミ・マダニは犬・猫の皮膚や被毛に寄生し、かゆみや皮膚病の原因になります。
ノミは卵の状態で室内に持ち込まれ、知らない間に家中で繁殖してしまうことがあります。
また、犬の皮膚や被毛に寄生し刺されると、その部位にかゆみや皮膚炎を引き起こします。
マダニは草むらなどに生息し、散歩中に寄生することがあります。
また、多くの人にも危険な病気を感染させ、吸血による貧血や皮膚炎などを引き起こします。
危険な病気の代表例として、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などがあります。
予防には飲み薬、おやつタイプ、スポットタイプ(滴下型)がございます。
犬や猫、予防薬によって料金は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。
ワンちゃん・ネコちゃんが健康で過ごせますように、しっかりと予防を心がけてください。
避妊・去勢手術
手術適期 生後6ヵ月~1年を目安
メスの避妊手術は、開腹手術により卵巣・子宮を全摘出します。
オスの去勢手術は、精巣を2つ摘出します。
手術は通常、午前中にお預かりし(絶飲絶食)、日帰りの手術です。
術後の肥満に対する食事管理のご相談も承っております。
料金については、お気軽にお問い合わせください。
犬の場合
メリット
- 性ホルモンに関連した病気(乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、前立腺肥大、肛門周囲腺腫など)のリスク低下
- 望まれない繫殖を防ぐ
デメリット
- 脂質代謝異常による肥満
猫の場合
メリット
- ケンカする機会が減るため、猫白血病や猫エイズなどの感染リスクが減る
- 外出して事故にあうリスクを減らす
- 発情に伴うストレスが減り、特有の鳴き声が無くなる
- 望まれない繫殖を防ぐ
デメリット
- 運動量の低下による肥満
歯石除去(スケーリング)
歯石除去(スケーリング)とは、麻酔下でワンちゃんの口の中をキレイにすることです。ワンちゃんは自分でハミガキをしてお口をキレイにすることが出来ません。また、飼い主様が毎日ハミガキをしてあげても、完全に除去することが出来ません。これらが歯周病の原因となります。
麻酔処置をすることで、安全かつ広範囲に歯石を除去することが可能です。
また、安全に麻酔処置を行うために、事前に血液検査を実施致します。
お気軽にお問い合わせください。
※麻酔下で歯石除去(スケーリング)を行えるのは動物病院のみです。